Yamaha Atmosfeel Series Owner's Manual
Browse online or download pdf Owner's Manual for Musical Instrument Yamaha Atmosfeel Series. Yamaha Atmosfeel Series 14 pages. Acoustic electric guitar
Electric Acoustic Guitar
Owner's Manual
このたびは、ヤマハ Atmosfeel/ アトモスフィール搭載ギターをお買上げいた
だきまして、誠にありがとうございます。独自開発のピックアップ素子を含めた
3way システムにより、低周波から高周波成分まで、アコースティックギター本
体の音の鳴りをありのままに集音し、立体感・空気感のある自然で暖かな音表
現を楽しむことができます。
製品の性能を十分に引き出し、上手にお使いいただくため、ご使用の前にこの
取扱説明書をよくお読みください。なお、本マニュアルでは本製品の電装部の
みを説明します。電装部以外の製品本体に関する説明については、別紙 「アコー
スティックギター取扱説明書」をご覧ください。
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々
への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
■ 記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
~しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
警告
この表示内容を無視した取り扱いをす
ると、死亡や重症を負う可能性が想定
されます。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の
部品を分解したり改造したりしない。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体
の入ったものを置かない。また、
浴室や雨天時の屋外など湿気の
多いところで使用しない。
異常に気づいたら
下記のような異常が発生した場
合、すぐに電源をオフにし、電池
を本体から抜く。
・製品から異常なにおいや煙が出た
・製品の内部に異物が入った
・使用中に音が出なくなった
※ 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
※ 電池に関する注意事項は本紙末尾をご覧ください。
※ 接続するギターアンプなど外部機器の取扱説明書もよくお読みください。
■ 仕様
●システム:System74
●ピックアップ:ハイブリッド3way システム
●コントロール:Master Volume、Mic Blend、Bass EQ
●出力ジャック:エンドピン / ラインアウト電源スイッチ兼用
●出力インピーダンス: 1 kΩ
●電源:単 3( アルカリまたはニッケル水素 ) 電池 ×2 本使用
●電源寿命: アルカリ電池で約 28 時間、ニッケル水素電池で約 24 時間
●付属品:ネック調整用六角レンチ ×1、単 3 電池 ×2
VAP3830
(取扱説明書)
注意
この表示内容を無視した取り扱いをす
ると、障害を負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想定されます。
設置
不安定な場所に置かない。
接続
すべての機器の電源を切った上で、
ほかの機器と接続する。また、電
源を入れたり切ったりする前に、
機器のボリュームを最小にする。
取り扱い
本体の上に乗ったり重いものを
のせたりしない。また、操作子、
入出力端子などに無理な力を加
えない。
*
1
各部の名称 / コントロールの説明
JA
コントロール部
q Master Volume
出力ジャックにケーブルを接続すると、 ツマミの LED が緑色で 1 秒間点灯し、
Atmosfeel/ アトモスフィール機能の電源がオンになります。プラグの抜き
差しは、Volume を最小にしてから行なってください。
ツマミを回すことでラインアウトの音量を調整します。ツマミを左に回しきっ
た状態で音量0となり、右に回していくと音量が増していきます。
w Mic Blend
ボディ内部のマイクで拾った音の音量を調整します。ツマミを右に回していく
と徐々に胴鳴り感が増します。この際、全体の音量は変わりません。
使用状況によってはハウリングすることがあります。その場合は、
NOTE
w Mic Blend や e Bass EQ で調整してください。
e Bass EQ
低音域のレベルを調節します。 ツマミを左に回していくと低音域を徐々にカッ
トします。右に回していくと低音域を徐々にブーストします。バンドアンサン
ブルのときはツマミを左寄りに、ソロギターでベースを強調するときは右寄
りに設定します。
r 出力ジャック / 電池ホルダー
出力ジャックと電池ホルダーが一体となっています。内蔵されたプリアンプ
は、出力ジャックにケーブルを差し込むと電源がオンになり、ケーブルを抜
くと電源がオフになります。
ケーブルを接続している間は、音を出していなくても電池を消耗します。こ
の楽器を長時間使用しないときは、ケーブルを抜いてください。
q エンドピン部のツメを図の矢印方向に押してロックを解除し、電池ホルダー
を引き抜きます。
w 電池ホルダー内部の極性表示に従い、単 3 電池 2 本を正しくセットします。
e ツメがロックされるまで、電池ホルダーをエンドピン部に押し込みます。
ニッケル水素電池を繰り返し使用する場合、電池の被覆や端子を傷つけ
NOTICE
ないよう電池ホルダーへの挿抜は注意して行なってください。
電池ホルダー
電池残量の確認
電池残量が少なくなると、Master Volume ツマミの LED が赤色で点滅し
ます。お早めに電池を交換してください。LED の点滅開始後、アルカリ電池
の場合は約 2 時間後、ニッケル水素電池の場合は約 1 時間後に電源がオフ
になります。 (時間は使用条件により異なります。 )
*
: 性能を発揮させるためには、アルカリ電池、ニッケル水素電池をご使用くだ
1
さい。ニッケル水素電池を使用する場合は、電池の取扱説明書の指示をお
守りください。
*
: 使用条件により異なります。
2
※ 本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。取扱説明書の最新版につ
*
2
きましては、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。
電池の準備
エンドピン部
ロックを解除
q
ツメ
単 3 電池
×2 本