Yamaha 120 Owner's Manual

Browse online or download pdf Owner's Manual for Musical Instrument Yamaha 120. Yamaha 120 4 pages. Yamaha rhp100 digital percussion: supplementary guide

RHP80/100/
120/120SD
取扱説明書
このたびはヤマハリアルヘッドパッド RHP80/100/120/120SD をお買い上げいただきまして、まこ
とにありがとうございます。ヤマハリアルヘッドパッドシリーズは、電子ドラムシステム用に開発さ
れたトリガーパッドです。 打面にはヤマハアコースティックドラム用にラインナップされているコー
ティングヘッドを採用し、アコースティックなフィーリングをもつ豊かな演奏表現を可能にします。
シェルはバーチにクリア塗装を施した本格的アコースティックドラム仕様で、 ステージで高い存在感
をアピールします。 ヤマハリアルヘッドパッドシリーズの優れた機能を使いこなしていただくために、
本書をご活用いただきますようご案内申し上げます。また、ご一読いただいた後も不明な点が生じた
場合に備え、本書を大切に保管いただきますようお願い申し上げます。
安全上のご注意
 ご使用の前に、 必ずこの 「安全上のご注意」 をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、 製品を安全に正しくご使用いた
だき、 あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止する
ためのものです。
注意事項は、 危害や損害の大きさと切迫の程度を明示する
ために、 誤った取り扱いをすると生じることが想定される
内容を 「警告」 と 「注意」 に区分しています。 いずれもお客様
の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、 必ずお
守りください。
* お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、 死亡や重傷を負う可能性が想定
警告
されます。
この製品を、スタンドやラックを用いて設置される際、不安定な場所 (水平でない場所、ぐらつい
ている台の上など) に設置しないでください。転倒、落下などにより、ケガの原因となります。
この製品を、スタンドやラックを用いて設置される際、固定用のボルト等はしっかり締め付けてく
ださい。また、固定用ボルトをゆるめる際は急激にゆるめないでください。この製品やラック、ス
タンドの部品の落下、転倒などにより、ケガの原因となります。
ケガをする恐れがありますので、小さいお子様が取り扱いされる際は十分注意してください。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの引き回しには十分注意してください。足を掛けて転
倒するなど、ケガの原因となります。
■ ドラムヘッドの交換
リアルヘッドパッドのドラムヘッドは、 アコースティックドラムの場合と同様、 消耗品です。 傷んできたら
ご自身で新しいものと交換してください (推奨:ヤマハ レモ アンバサダーコーテッド DH-AMCT08/10/
12) 。 ドラムヘッドには推奨のもの以外にもお好みのものをお使いいただけますが、 使用されるドラムヘッ
ドによって、打感、打音、出力の大きさなどが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
■ クッションの交換
リアルヘッドパッドは、 センシング ・ 消音のため、 パッド内部からドラムヘッド裏側全面をクッションで押
し付ける構造となっています。 工場出荷時組み込まれているクッションのほか、 付属の波型クッションも
使用していただけます。 波型クッションを使用されますと、 よりハードな打感が得られます。 ご使用される
ドラムヘッドと合わせ、 お好みのものをご使用ください。
NOTE : 波型クッションを利用される場合は、工場出荷
状態で組み込まれている黄色クッションを下に、
波型クッションを上に配置して、波型部がドラ
ムヘッドに接触するようにしてください(この
場合灰色平型クッションは用いません) 。
NOTE : 波型クッションを使用されない場合は、工場出
荷状態と同様に、 灰色平型クッションを下にし、
必ず黄色クッションがドラムヘッドに接触する
ようにしてください。逆に配置すると、クッ
ションの劣化が早まる場合があります。
■ 消耗部品
(フープカバーゴム、 クッション等)
本部品には使用年月とともに消耗したり、性能が劣化したりする消耗部品 (ドラムヘッドのほか、クッション、フープ
カバーゴム、ボリューム、接続端子など) が使用されています。消耗部品の消耗や劣化の進行度合いは、使用環境や使
用時間などによって異なります。
消耗部品の交換は、お買い上げ店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点へご相談ください。
■ 故障かな?と思ったら
リアルヘッドパットをご使用の際、次のようなトラブルが出たら、修理を依頼される前に、下記のよう
な確認を行なってください。
● 音が出ない、 小さい
要    因
リアルヘッドパッドの OUTPUT と
モノラルフォーンケーブル(プラグの黒い帯が 1 本)で接続
DTXTREME/DTX/DTXPRESSの
すると、リムショットの音は発音されません。また DTX/
INPUTが、 付属のステレオフォーン
DTXPRESSでは、 リムショットの音が発音されないINPUT
ケーブル (プラグの黒い帯が2本) で
番号があります(上記〔接続のしかた〕参照) 。
正しく接続されていますか?
リアルヘッドパッドのレベル調整つ
レベル調整つまみが必要以上に絞られていると、パッドを叩
まみが、必要以上に絞られていませ
いても小さい信号しか出力されず、DTXTREME/DTX/
んか?
DTXPRESSに内蔵されている音源が十分な音量で発音され
ません。
はじめに
記号表示について
この機器に表示されている記号や取扱説明書に表示さ
れている記号には、次のような意味があります。
記号は、危険、警告または注意を示しま
す。
記号は、禁止行為を示します。記号の中に具
体的な内容が描かれているものもあります。
波型クッションを使用しない場合
波型クッションを使用する場合
(工場出荷時)
灰色平型
黄色
黄色
クッション
クッション
クッション
(下)
(上)
(下)
の交換について
確 認 事 項
■ 製品取扱上のご注意
● この製品を分解したり (本取説に記載のヘッド、クッションの交換を除く) 、改造したりしないでください。故障や性
能劣化の原因になります。
● この製品の上に乗ったり、重いものを乗せたりしないでください。故障の原因になります。
● 温度が極端に高い場所 (直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、閉めきった車内など) や、湿気の多い場所 (風呂場、
雨天の屋外など) での使用、保管はしないでください。変形、変色、故障や性能劣化の原因になります。
● お手入れの際は、やわらかい布で乾拭きするか、水を含ませて固く絞った布を用いて汚れをふき取ってください。汚
れがひどいときは、中性洗剤を含ませた布を固く絞って汚れを拭き取り、その後で水を含ませて固く絞った布を用い
て洗剤を拭き取ってください。ベンジンやシンナー、アルコール類は製品を変色、変形させる恐れがありますので、
使用しないでください。なお、この製品の内部に用いているクッション部品は、劣化の恐れがありますので、水や洗
剤に触れないよう注意してください。
● ケーブルの抜き差しは必ずプラグ部分を持って行なってください。また、ケーブルに重いものを乗せたり、とがったも
のが触れたりしないように注意してください。ケーブルに無理な力がかかると断線などのトラブルの原因になります。
■本書に取扱説明を記載している製品
RHP80/100/120は、タムスタンドやラックにセットできるよう、ロッドクランプを設けたタムタイプ (8" /10" /
12" ) のトリガーパッドです。
RHP120SDは、12" スネアドラムタイプのトリガーパッドです。スネアスタンド (YAMAHA:SS642等) を用いて
セッティングします。
RHP80
(8" )
ロッドクランプ
■ 同梱品確認のお願い
セッティングをはじめる前に、 以下のものが同梱されているかどうか確認してください。 万一不足のも
のがありましたら、 お買い上げ店または本取扱説明書巻末に記載のヤマハ電気音響製品サービス拠点へ
ご連絡ください。
・ パッド本体
(RHP80/100/120/120SD)
×1
パッド本体
ロッドクランプ
(RHP120SDにはありません。 )
要    因
リアルヘッドパッドのドラムヘッド
がゆるんでいませんか?
DTXTREME/DTX/DTXPRESSと
ヘッドフォンやアンプ・スピーカな
どの外部機器との接続は正しくなさ
れていますか?
DTXTREME/DTX/DTXPRESS側
の設定が正しくなされていますか?
● 1回の打撃に対し複数回音が出る (ダブルトリガー)
要    因
波型
リアルヘッドパッドのレベル調整つ
クッション
まみが必要以上に上げられていませ
(上)
んか?
※ 上記再設定を行なっても、ダブルトリガーが十分改善されない場合には、DTXTREME/DTX/DTXPRESS のセルフリジェクション
機能を使って発生を抑えることもできます。
詳しくは DTXTREME/DTX/DTXPRESS に付属の取扱説明書を参照してください。
● パッドを叩いた際リムに設定した音も出る、 あるいはその逆 (クロストーク)
要    因
リアルヘッドパッドのレベル調整つ
まみが必要以上に上げられていませ
んか?
※ 上記再設定を行なっても、クロストークが十分改善されない場合には、DTXTREME/DTX/DTXPRESS のスペシファイドリジェク
ション機能を使って発生を抑えることもできます(DTXTREME:INPUT9/10 ∼ 15/16、DTX:INPUT9/10,11/12、
DTXPRESS:INPUT9/10 で可能) 。
詳しくは DTXTREME/DTX/DTXPRESS に付属の取扱説明書を参照してください。
RHP100
RHP120
(10" )
(12" )
ロッドクランプ
ロッドクランプ
・ ステレオフォーンケーブル
(3m) ×1
プラグの黒い帯が2本
確 認 事 項
ドラムヘッドがゆるみすぎた状態では、 リムのセンサー出力
が小さくなることがあります。チューニングキーを使って
ヘッドの張り具合を調節しなおしてください。 (上記〔セッ
ティングのしかた〕参照) 。
外部機器との接続、 外部機器の電源スイッチやボリュームの
位置などを確認してください。
DTXTREME/DTX/DTXPRESS で、各 INPUT 番号に設
定された音の音量設定が小さくなっていないか (上記 〔音を
大きくしたいときは〕参照) 、ヘッドフォンのボリュームが
下がっていないかなど、確認してください。
確 認 事 項
レベル調整つまみが必要以上に上げられていると、大きな信
号が長く残ってしまい、 DTXTREME/DTX/DTXPRESSを
複数回発音させてしまいます。上記〔出力調整〕により、適
正な出力が送られるよう、設定しなおしてください。
確 認 事 項
例えば、 リムのレベル調整つまみが必要以上に上げられてい
ると、 パッドを叩いた際、 シェルなどを通じてわずかに伝わ
る振動が、リムのトリガーセンサーに大きく拾われてしま
い、リムに設定した音が発音されてしまいます。上記〔出力
調整〕により、適正な出力が送られるよう、設定しなおして
ください。
RHP120SD
(12" )
・ 波型クッション×1
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